先日、来年度入園予定のお父様と話す機会がありました。
どのように思って新所沢幼稚園に入園することを決めたのかお聞きしました。
いくつかお話しされたのですが、その中で「いくつかの園のホームページを見ていて、特化されたことをやっている園が目につきました。我が家では、幼児期に内面的なことを育てていくことが大切だと思っていて、この園を選びました。」とおっしゃっていて、とても印象に残りました。
私たちの幼稚園では、作品展を見た人からは「絵を専門に教えているのですか?」と聞かれ、また運動会を見た人からは「運動に力を入れているのですか?」と。
音楽会を見た人からは「うたを特別に指導しているのですか?」と聞かれることがよくあります。


でも、そうではないのです。
その学年に応じた全ての活動に、子どもたちを全力で向かわせたいと思い、先生たちは指導し、応援しています。
「新所沢幼稚園といえば◯◯」と言われるような看板となるひとつの目玉はありません。
創立62年という伝統が培った教育プログラム、これは試行錯誤を繰り返し今に至ったものです。
このプログラムを基に、担任は子どもの様子を個々に把握し、どう働きかけていくかを考えます。

子どもの得手、不得手や性分、今までの成長の変化を知っているのは担任です。
絵、音楽、体育、絵本どの活動も子どもにとっては楽しく大切です。

けれどそれを知識として教えこむのではなく、これらを通じて物事に向かう構えや態度、その世界を感じる力、仲間と伸びていくことなどを育てていきたいのです。
そのため、体を動かすことも、音楽に親しむことも、子どもの姿をよく知っている担任が日々の教育プログラムの中で指導をしています。
子どもが自由時間に鉄棒をやりたければ、先生はこれまでの様子を思い浮かべながら、その子に合った働きかけをしていきます。

絵を描くことにちゅうちょしている子どもには、「それがなぜなのか?」を考えながら向き合います。
新所沢幼稚園が大切にしているこうした関わりが、今教育界で話題になっている「非認知能力」を伸ばすことにつながっているのかもしれない、そんなふうに感じています。
先生と子ども、子どもと子どもの関わりが安心という関係で結ばれ、その人間関係があってこそお互いに影響や刺激も受け、たくさんの活動が展開されていくのだと思います。

何かひとつの知識や技術を深めていくのはもっと大きくなってからで良いと思っています。
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しんとこ通信を通して、少しでも園での様子を感じていただけたら嬉しいです。
園見学や園庭開放も行っています。
実際に園の空気に触れて、先生たちのまなざしや、子どもたちのいきいきとした表情を見ていただくことで、写真だけでは伝わらない“空気感”を、きっと感じていただけると思います。
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