新所沢幼稚園の朝は、ピロティーで交わされる「おはよう」の声から始まります。
保護者の方と登園する子どもたち、通園バスでやってくる子どもたち。
どの登園ルートでも、子どもたちの表情や足どりには、その日の気分や体調があらわれています。

子どもたちも保護者の方も、その日の気持ちはさまざまです。
元気な日もあれば、気持ちが乗らない朝もあるでしょう。
それでも幼稚園に近づくと、いつもと変わらない先生たちの明るい声と笑顔が待っています。
バスを降りる子も、門から入ってくる子も、同じように「おはよう!」と迎えられています。

先生たちが心がけているのは、“言葉に気持ちをのせること”です。
新所沢幼稚園の朝は「おはようございます。」ではなく、先生も子どもも「おはよう!」と声をかけ合っています。
「おはよう」「いってらっしゃい」というあいさつには、「今日もいい一日になりますように」「楽しく過ごせますように」そんな願いがそっと込められています。
そして先生たちは、あいさつとともにその子の様子を丁寧に見つめています。
短い会話や表情の中にもその日の子どもへの向き合い方の手がかりがつまっています。
「こんな話をしていた」
「今日は少し元気がないように見えた」
「○○を楽しみにしているみたい」
この小さな朝の気づきは担任に共有され、その日の関わりの大切な材料につながっていきます。
朝の迎え入れは、子どもたち・担任・保護者をそっとつないでいく時間です。
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しんとこ通信を通して、少しでも園での様子を感じていただけたら嬉しいです。
園見学や園庭開放も行っています。
実際に園の空気に触れて、先生たちのまなざしや、子どもたちのいきいきとした表情を見ていただくことで、写真だけでは伝わらない“空気感”を、きっと感じていただけると思います。
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